初海外です。
パスポートを作って、トランクを買って、ドキドキしながら準備をしました。
40年間日本を離れたことがない私にとっては、海外に行くということはなんだかとっても大ごとのように感じていて、「行ったら世界が変わるかもしれない!一皮も二皮もむけて大きくなれるかもー☆」と、意気込んでいました。
が、行ってみて気が付いたのは「思っていたより大ごとではなかった」ということ。
知らないこと、初めてのことって、ワクワクもあるけれど不安や恐怖もあるものですね。
だから自分にとって大きな出来事と捉えるのですね。
こちらは緊張していても、流れはサクサクと進み、スムーズに飛行機に乗り、8時間後にはシアトル・タコマ空港に到着。
税関の英語に怯えながらも、ジェスチャーで何かが伝わり、すんなりと海外の地に立っていました。
1度経験すると、その類の出来事に対して強くなるものです。
というか、経験が人を育ててくれるのでしょうか。
あんなに気合い入れて鼻息荒くしないと踏み切れなかった海外旅行も、もう怖くありません。
気楽に行けます。
行きたかったら、ふふん♪と鼻歌歌いながら行けちゃいます。
なんでも経験に勝るものはないなとも、帰国してから深く感じています。
それは、自分にとって嫌だとか辛いと感じるものだとしてもです。
それを乗り越えた時、それに対して強くなっているのですから。
ですから私は、うつ病にもなって良かったと今では心から思えます。
かけがえのない経験となって、今の私を支えてくれているひとつです。
経験は宝物ですね。
ですから、これからも、何事にも恐れず沢山のことを経験して生きたいと、そんなことを改めて教えてもらえた初海外体験でした。